発達障害について精度の高い診断

発達障害は、しばしば他の心の問題と混同され、誤って診断されることがあります。

当院では、次に示す６つの手順で、うつ病、複雑性トラウマ（Complex Trauma）や、発達性トラウマ（Developmental Trauma）などの影響を吟味し、精度の高い診断を心がけています。

1. 初期評価：症状や生育の歴史を詳細に収集する
2. 身体的評価：血液検査などの検査結果をもとに、身体的な要因を加味する
3. 精神状態の評価：感情、思考、行動などの精神状態を把握する
4. 知的発達状態の評価：言語能力、記憶力、問題解決能力、推論能力などを測る
5. ICD、DSMなどの最新の診断基準を適用する
6. カンファレンスで意見交換をする

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