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お知らせ
令和7年度広島県発達障害児・者診療医養成研修で講師を勤めました
- お知らせ
2025年9月21日に永山院長が、「成人期の発達障害診療における現状と課題 精神疾患との併存」というテーマで講師をいたしました。
この研修は、発達障害のある子どもや成人(児・者)が、住んでいる地域でも適切な医療を受けられるようにすることを目的としています。
具体的には、地域の医師の診断や診療技術、発達障害に関する対応力を高めることと、発達障害を医療の観点からきちんと扱える医師を育成することです。
ですが、行政や教育、児童福祉、就労など様々な分野に携わっている方も多く参加されており、関心を寄せてくださっていることがよくわかりました。
どんなお話だったかというと、
発達障害に、睡眠障害やうつなど、他の疾患が伴う事例の多さを紹介し、なぜそのようなことが起きるのかを、生物学(脳の仕組み)的に説明しました。
生物学的な話は、少し馴染みにくいところがあるのですが、実はこれは、知っておくべき大切な専門知識なのです。
薬を処方する医師はもちろん、最前線で発達障害児・者の生活をサポートする立場の方も、「どうして薬物療法なのか」「その結果、脳の何が改善されるのか」を正しく理解しておくことで、当事者や家族に、治療への過剰な不安を与えることなく、選択肢を渡すことができるからです。
他にも、「何が脳で起きているのか」をわからないままよりは、目の前の事象を、スマートに整理して捉えることに役立つでしょう。知識が困惑を減らしてくれるということです。
詳しい内容は割愛しますが、この、広島県発達障害児・者診療医養成研修は、非常に中身の濃い学習の機会ですので、対象となるみなさまには是非、来年度の参加をお勧めしたいです。
ありがとうございました。