characteristic
クリニックの特徴
誇りある医療
これまで、診療の現場において、組織の論理・効率、経済性の優先に傾きすぎたときに、
必要な支援が届かない、
あるいは、もっとも大切にされるべき患者さんやご家族の選択肢が狭まってしまうという、
非常に情けない場面に多く直面してきました。
そしてその都度、
医療とは誰のためにどうあるべきかという問いを、自らに問い直してきました。
いつも一貫して辿り着く結論は、
「診療における価値判断の基準は、患者さんの健康に置かれるべきである」という、
ごく基本的でありながら、容易には貫かれない原則でした。
どこであっても経営や制度上の制約はあります。
言ってしまうと、そうした制約の中でこそ、診療の在り方が問われるのだから、
私たちは、経済性や効率性のみを優先するのではなく、
「この患者さんの健康にとって、今、最も必要なことは何か」を第一に据えると決めて、
クレール心療クリニックを開院しました。
だから、当クリニックは、医療の内側に篭らない。
スタッフ全員、必要とあれば、支援が求められる場へ自ら赴くという実践を、
開院以来、変えることなく続けております。
こうした日々のなかで、「ここでなら、ようやく話せる」と語ってくださる患者さんや
ご家族に、幾度となく出会ってきました。
その事実が、私たちの何よりの誇りなのです。
揺るぐことはないでしょう。