灯りのように、そばに。

  • 院長ブログ

ある日のこと。窓際で育てている植物が、元気をなくしていました。

水も太陽の光も十分に与えていたはずなのに、どうして元気がないのか…。
不思議に思いましたが、土が少し乾いているのに気づきました。
水は上から与えていたけれど、根まで届いていなかったのかもしれません。

この出来事を通して、人の心も同じようなことがあるのだと感じました。

見た目には元気そうに見える人も、
心の根っこが深く傷ついていたり、
渇きを感じていたりすることがあります。

それは、周りからはなかなか見えないものです。
表には出せない深い悲しみや孤独があるかもしれません。

その痛みを、完全に癒すことができないかもしれませんが、
私たちは、
そっと寄り添う存在でありたいと願っています。

辛い時、心の奥深くが乾いている時、
誰かが聞いてくれることで少しだけでも楽になれることがあります。
それは、昼間の太陽のように眩い光ではなく、
夜道を照らす小さな灯りのようなものかもしれません。

クレール心療クリニックが、いつでもゆっくりと休める場所であると感じてもらえたら、
それで十分です。

苦しい時、ひとりで限界を迎える前に、ご連絡ください。
お待ちしていますからね。
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