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僕の夏休み
- 院長ブログ
水族館の驚き
久しぶりに訪れた水族館で、心が躍るような体験をしました。
釣りと魚が大好きな僕にとって、水族館は宝物のような場所です。
入場すると、どんな魚たちが待っているのかワクワクが止まりませんでした。
水槽を覗き込むたびに広がる海の世界。
ヒレが優雅に揺れる魚、素早く方向転換する赤い鼻の小魚、
紫から青のグラデーションが美しい魚たち。
それぞれが見せる自然の美しさに引き込まれ、
まるで世界中の海で泳いでいるかのような気分になりました。
特に印象的だったのは、日本海や瀬戸内海に生息する身近な魚たち。
釣ったり食べたりしたことのある魚たちの生態を知ることで、さらに親近感が湧きました。
例えば、マイワシの学名は「Sardinops melanotekites」。
子どもの頃は餌をついばむように食べるのに対し、
大人になると「こしとり型」と呼ばれる食べ方に変わるそうです。
また、
あご出汁で有名なトビウオが水面から飛び出すのは、
命の危険を感じて逃げている瞬間だと知りました。
僕たちが「トビウオが飛んだ!」と楽しむその時、トビウオにとっては必死の逃走だったとは…。
クラゲに関しても、新たな発見がありました。
クラゲは地球上で最古の多細胞生物の一つで、5億年以上前に誕生したと言われています。
私たち人間が登場したのはわずか20万年前。
クラゲは私たちとは比べ物にならないほど長い歴史を持つ「大先輩」だったのです。
こうした「知らなかったなぁ」という感覚、いや「感動」は、本当に久しぶりの体験でした。
日々新しい情報に触れることは多いですが、自分の好きなことに直接触れる体験は、
ただの知識以上のものを与えてくれます。
それは心に深く刻まれ、時には新たなエネルギーとなって僕たちを前進させてくれるものですね。
だからこそ、自分の好きなことに時間を使うことの大切さを改めて感じた良い夏休みでした。
たまには、ゆっくりと、ひとりで出かけてみるものよいものです。